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Channel: 折口内科医院/広島市中区 » 病気のおはなし
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セカンドオピニオン

あなたやあなたの大切な御家族の診断や治療方針、今後の見通しなどについて、 「主治医以外の医師からも意見を聞いてみたい」という場面が出てくることもあるでしょう。 これをセカンドオピニオンと言います。 自分の人生、大切な家族の人生なのですから、納得のいく治療を受けたいものですね。...

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関節リウマチ

最近の数年間(3年程度)で、治療法がガラッと変わった疾患の一つが、関節リウマチです。3年くらい前までは関節リウマチと言えば何十年間も痛みで苦しみ、次第に進む関節の変形で日常生活は大変不便な病気でした。なおる、ということは期待しにくかった病気でした。以前の治療法は痛み止めから開始し、じょじょに抗リウマチ薬を上乗せしていく、という方法が一般的でした。...

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気管支喘息の治療 その1

喘息やアレルギー性鼻炎などは、とても苦しい状態になりますね。 喘息もアレルギー性鼻炎もアレルギー疾患で、昔に比べて患者さんが増えています。成人のおよそ4人に1人はアレルギー性鼻炎・花粉症がありますし、小児ではもっと多いというデータもあります。...

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気管支喘息の治療 その2

喘息の治療には、 1:今おこっている発作を軽くする治療、  2:今後の発作をおこさないための治療  の2通りがあります。  とにかく今の発作を軽くする治療としては、気管支を広げる薬(気管支拡張剤)が有効です。しかし、この効果は一時しのぎであり、長続きしません。こういった薬は「リリーバー」と呼んでいます。(野球で、ピンチのときに登板する投手を リリーフ と言いますね、それと同じ要領です。)...

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気管支喘息の治療 その3

喘息治療にはステロイド吸入薬が有効、というお話を、その1その2で紹介してきました。 でも、喘息治療はそれだけでは不十分なのです。アレルギー疾患では、アレルギーのもととなる原因物質を突き止め、この物質を避けるようにすることができれば、発作は起こさなくてすみます。つまり原因を調べることが大変重要なのですね。...

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気管支喘息の治療 その4

アレルギーの原因物質を突き止めたとして、原因物質を避けられる場合と、そうでない場合があります。 例えばペット。 ハムスターやウサギは他の人に譲渡されることが多いですが、犬や猫が原因の場合には、そのペットが生きている限りは責任をもって飼い続けることも必要でしょう。その場合にはステロイド吸入薬を中心とした治療が中心になります。 家の中のダニが原因のことも多いのですが、ダニをゼロにすることは困難です。...

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長引く咳

咳・痰・熱など、カゼのような症状が、長く続くことがあります。またカゼが治ったあと、咳だけが長く続くことも、よくあります。そんな時、どうすればいいのでしょうか? 症状が2週間以上続く場合には、呼吸器内科を受診しましょう。咳が長引く場合にこわいのは、肺癌や肺結核です。エックス線検査が必要です。あとは必要に応じて血液検査や痰の検査をおこなうことになります。...

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運転してはいけない薬

車の運転をしてはいけない、と規定されている薬があります。ご存じでしたか? 市販のカゼ薬の説明書き・外箱などをよく読むと、そう書いてある薬が多いですね。...

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ハチアレルギー

ハチに刺されたり、ある食物を食べた場合に、急速に重大なアレルギー反応をおこし、死亡することがあります。 アナフィラキシー、あるいはアナフィラキシーショックとよんでいます。 ほんの1時間ほどで亡くなられることもある、大変危険な状態です。    日本では年間30名前後、ハチに刺されて亡くなられています。...

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食物アレルギー

食物のアレルギーのある人は、けっこう多いです。 アトピー性皮膚炎の子どもさんの場合には、しばしば原因除去が必要で、食事制限を受けた方も多いかもしれません。 しかし、アトピー性皮膚炎の場合には、大きくなるに従って食物制限は緩和することが多く、成人のアトピーではほとんど食事制限はおこなわずにすみます。   成人で多いのはエビ、カニなどのアレルギーです。 原因を避けるしか方法はありません。...

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インフルエンザについて(1) ~インフルエンザとは~

昨年から今年にかけ、インフルエンザが話題です。 現在、3つの「インフルエンザ」があり、混同している方もおられるようです。 簡単にまとめをしておきましょう。 インフルエンザとは 季節性インフルエンザ 毎年流行するインフルエンザです。Aソ連型、A香港型、B型の3種類があります。 A型は高熱、関節痛でぐったり、というケースが多い典型的インフルエンザです。...

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インフルエンザについて(2) ~インフルエンザワクチンについて~

インフルエンザワクチンについて 季節性インフルエンザのワクチンは、今年(2009年)は例年の8割しか製造していません。ワクチン製造能力の一部を、2009新型インフルエンザのワクチン製造に振り向けたためです。...

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インフルエンザについて(3) ~検査・治療・対策~

検査について インフルエンザの検査キットがあり、10-15分待てば結果が出ます。しかし、検査は100%ではない、ということを御了解ください。 体の中でウィルスが十分増えていなければ、検出できません。 たとえば、発熱してすぐに受診した場合では陽性率はかなり低いです。 検査で陰性だったが、翌日再検査を受けたら今度は陽性だった、という状況はよくみられます。...

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